YouTubeが新しい埋め込みコード「iframe」を用いた理由。

世界最大の動画共有サイト「YouTube」。

そのYouTube上の動画を自分たちのサイトに埋め込む際のコードが2010年7月に新しくなったことに気づいていました?

スマートフォン視聴に耐えるための「iframe」仕様

スマートフォン、この場合は事実的に「iPhone」を指すわけですが、これらのデバイスで動画を視聴するユーザーが増えてきていることを受けてのYouTube側の仕様変更が"埋め込みコードの変更"でした。

広く知られている通り、iPhoneはじめiPadなどApple製の製品はスティーブ・ジョブズの意向で「Flash」が搭載されていません。

したがって、Flashベースの動画「Flash Video」はiPhoneでは再生できないことになります。

これを回避するために、Google純正の「iPhone用YouTubeアプリ」では動画を"FLV"から"HTML5"へ内部的に変更することでiPhoneでもYouTubeを視聴できる環境をユーザーに与えていました。

ただ、これはアプリ側が対応しているだけでこのままではWebサイトオーナーが自サイトに埋め込んだ場合、iPhoneなどのデバイスでは閲覧できないことになります。

これを回避する意味での「埋め込みコードの変更」ですね。

YouTube以外の動画共有サイトも「iframe」ベースで柔軟に対応

「iframe」仕様にすることで、ユーザーがHTML5に対応した閲覧環境であれば「HTML5プレーヤー」で動画を提供し、HTML5に対応していない閲覧環境であれば「Flashプレーヤー」で動画を提供すると。

「iframe」にすることの利点、つまり基板となる技術の選択を"最後"にできる点をうまく利用しています。

ただし、YouTubeだけを見ても、現状は「object」タグによる埋め込みコードでしか閲覧できない動画もあるようです。

2011年現在は標準技術の過渡期なので使用には注意して導入しましょう。

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