WebSig24/7 【IA分科会】 第1部 ライブIA「アウトプットまで」

前回の記事「WebSig24/7 【IA分科会】 第1部 ライブIA 調査」の続きです。

4.ニーズを知る

まずは当該サイトに求められている「要件」を確認します。

ターゲット

まずは、ターゲットについて考えます。

すべての案件に対していえる普遍的な事柄として、下記の3者がいわゆる「ステークホルダー」として関わっています。

  • 当事者
  • 関係者
  • 利用者

この3者について、考えていく必要があります。

が、基本的には、最優先で考える対象人物は「利用者」としての立場になります。

ペルソナ

最初の手法として、まずは「自分をペルソナ」にします。

一番イメージがしやすいからです。

自分が該当案件のユーザーになったと思い、ペルソナ例として考えます。

自分ペルソナ以外のニーズを探る

自分が想像していたニーズを持ったユーザーは、当然、世の中に多数存在していると思います。

そうしたニーズを拾い上げるために、様々な媒体のトピックを調査します。

例えば、「SNS」でニーズを探る。

関連のあるコミュニティで、トピックスを見る。

こうしたことから、ターゲットの属性を割り出すことができます。

そして、自分が知らなかった(ユーザーとして思いつかなかった)ニーズを知ることができます。

あとは、Youtubeなども参考になるでしょう。

5.AIDMAに落としてみる

上記のニーズ、ペルソナを昔からの消費者行動の仮説である「AIDMAの法則」に落としていきます。

  1. Attention (注意)
  2. Interest (関心)
  3. Desire (欲求)
  4. Memory (記憶)
  5. Action (行動)

例えば、都庁のサイトを考えるケースで、1つのニーズとして、「引っ越した」を考えたとき。

Attention (注意)

行動
場所を見る
要件(サイトの仕様)
アクセスマップ

Interest (関心)

行動
手続きを見る
要件(サイトの仕様)
手続きの掲載

Desire (欲求)

行動
簡単だとわかる
要件(サイトの仕様)
簡単にする工夫

Memory (記憶)

行動
場所と方法を覚える
要件(サイトの仕様)
印刷

Action (行動)

行動
役所に行く
要件(サイトの仕様)
(サイト上ではなし)

ここで、一つ考えないといけないのが、下記の2つの違い。

  • プロセス・フロー
  • 情報構造

プロセス・フローと情報構造は違うものであり、あくまでも「情報構造」の中に「プロセス・フロー」が存在しています。

6.情報構造

情報構造を知るためには「サイトマップ」を調べます。

その際に、サイトマップの第一階層までを見ることにします。

ここで、有用なやり方は「タグ付による整理」です。

普遍的とまでいえるレベル(=より上位が存在しない)までまとめることで、初めて第一階層のラベリングが可能になります。

ここまで、まとめた後、最初に定義した教科書サイトと比較します。

7.画面設計

ようやくアウトプットの段階になりました。

先ほど定義した情報構造をAIDMAのプロセス・フローへと落としていきます。

画面設計とは、すなわち要素の配置です。

作り終えたら、「ペルソナとしての自分」が使えるかどうかチェックします。

ここで大事なのは、「自分が使えないと、100%誰も使えない」ということです。

また、仮説があって初めて、統計情報がいきるようになります。

したがって、常に「自分が使う」という立場の仮説を持つようにしましょう。

以上が、第1部でした。

続いて、「WebSig24/7 【IA分科会】 第2部 グループワーク」をまとめてみようと思います。

関連するWeb制作・開発Tips

関連リンク