ケータイサイト制作のスタート時に役立つ知識を洗いざらいまとめてみた。

このWeb制作ブログにアクセスいただく際に、「au エミュレータ」や「ソフトバンク エミュレータ」という検索クエリが一番多いです。

あと、趣味で、ケータイサイトデザイン集「モバイルデザインアーカイブ」を運営してるということもあり、ケータイサイト制作を始める際のお役立ちリンクをまとめてみました。

開発する際などにケータイサイトをPCで確認する方法

制作中、毎回毎回、実機で確認するわけにはいきません。

PCからも確認できる手法一覧です。

キャリア純正のエミュレータ

大手3キャリアともに、純正のエミュレータ(シミュレータ)が存在します。

docomo
NTTドコモ iモードHTMLシミュレータ
NTTドコモ iモードHTMLシミュレータII
au
au Openwave SDK 6.2K
au Openwave SDK 6.2Kのダウンロード
SoftBank
ソフトバンク ウェブコンテンツヴューア

ドコモの「iモードHTMLシミュレータII」について補足しておきます。

901iシリーズ以降のiモード対応HTML、Flash、デコメールテンプレートや、901iSシリーズ以降のPDF、902iシリーズ以降のトルカ、906iシリーズ以降のデコメアニメなどが確認できるようになっています。

ブラウザのアドオン

携帯用サイト閲覧のためのブラウザアドオンであれば、下記が最も有名です。

FireMobileSimulator

ケータイ端末のディスプレイ

ケータイ端末のディスプレイについての補足。

通称ピクセル数
sQCIF(Sub-QCIF)128 × 96
QCIF(Quarter-CIF)176 × 144
QVGA(Quarter-VGA)320 × 240
WQVGA(Wide-VGA)400 × 240
CIF352 × 288
HVGA(HalfVGA)480 × 320
FWVGA(フルワイドVGA)864 × 480

ディスプレイサイズによって、使用できる面積が変わってくるので考えものです。

各キャリアのケータHTMLの仕様

一度は、各キャリアの仕様説明ページを読んでおく必要があります。

ページ容量

また、各キャリアごとにページ容量が異なるため、それにも注意しなくてはいけません。

対象iモードEZwebYahoo!ケータイ
全機種対応約5KB約9KB約6KB
最新機種約100KB(FOMA)約50KB約300KB(3G)

キャリアごとの画像ファイルの扱い

また、画像ファイルについても留意する必要があります。

ドコモで使用できる画像形式
GIF
JPEG
auで使用できる画像形式
GIF
JPEG
PNG
BMP
SoftBankで使用できる画像形式
JPEG
PNG

ただし、docomoについては、あまりにも古い機種の場合、GIFしか表示できません。

また、「GARAKU FP Server Expansion」というフリーソフトも便利です。

この"GARAKU FP Server Expansion"というソフトは、オリジナル画像を1つ用意するだけで、携帯電話の各キャリアならびに機種に最適な容量の画像に自動調整してくれるソフトです。

また、サーバ・ミドルウェア・モジュールなので配信まで面倒を見てくれます。

モバイル用のFlash「Flash Lite」について

携帯用のFlash書き出し形式「Flash Lite」のver違いについてまとめました。

Flash Lite 1.0

容量制限は20KB。

Flash Lite 1.1

現在の主流です。

Flash4をベースに、容量制限は100KB。

Flash Lite 2.0

Flash7をベースに、容量制限は150KB。

ただし、ドコモ端末では採用されていません。

Flash Lite 3.0

Flash8ベースで、FLV(Flashビデオ)にも対応しています。

最新機種でのみの対応です。

Flash Liteの再生方法

再生方法は、「インライン再生」、「インタラクティブ再生」2種類あり、それぞれ用途が異なります。

インライン再生
HTML内に含み、キーイベントが使用できません。
インタラクティブ再生
直接、swfを参照し、キーイベントを使用することができます。

以上、まとめてみました。

iPhone、Androidなどのスマートフォンも日本の中で、ある程度の地位を占めるようになってきました。

でも、ガラパゴスと呼ばれた日本のケータイでも、もっともっといいケータイサイトが出てくればいいなと思います。

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