DeNAの球団買収に見るインターネット企業の収益構造。

IT企業3社目のプロ野球球団買収。

その名も「横浜DeNAベイスターズ」。

プロ野球参入発表時から、株価は下落方向にあるディー・エヌ・エーさんですが、球団名の紆余曲折を見るとインターネット企業の収益構造がよくわかりますね。

球団を持つ際の経営メリット

さて、実際に球団を持つ際の最大というよりも、お題目以外の本音の部分で唯一の目的は当然「ブランドの浸透」です。

実際にDeNAは球団名を当初"企業名"でなく"サービス名"を入れた「横浜モバゲーベイスターズ」にしようとしていました。

ただ、巨人のナベツネさんはじめ、他球団から「商品名は球団名に入れるな」という横やりで渋々と会社名である「DeNA」を球団名に入れたという流れです。

「横浜DeNAベイスターズ」の球団名決定までの経緯などはここを参照: [野球]球団売却のお話は「横浜DeNAベイスターズ」で(ほぼ)決着。【スポネタ新聞】

ネット系企業の場合「企業名=サービス名」が最適な広告戦略

球団を持つことについて、ネット系企業の場合は「企業名=サービス名」としている方が、その潜在的な広報価値を最大化できるでしょう。

奇しくも、プロ野球に参入した同業の先輩である下記2球団は「企業名=サービス名」の法則を守っています。

  • 福岡ソフトバンクホークス = SoftBank
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス = 楽天市場

この2社は、実際に球団買収が自社のブランドイメージ浸透にかなり寄与しているでしょうね。

特に楽天は優勝するまでに至っていないので優勝セールはできないまでも、ペナントレースを通して、楽天市場内での「ポイント販促」を展開していますし。

広告収入を上げる近道は「サイトの知名度」を上げること

IT企業の球団買収において「企業名=サービス名」が好ましい理由は、インターネット企業の収益構造が「広告収入」に頼っているからですね。

そして、その「広告収入」を上げるために最も必要なことは「サイトの知名度」を上げること。

今回も「モバゲー」という名前を入れたほうが、知名度アップ、サイトユーザー増加に確実につながるはず。

なので、渋々「横浜"DeNA"ベイスターズ」で決着したって感じですね。

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