クライアントの要望に対して、的確に提案するために条件を「Must」と「Want」で分ける。

企画立案において、最も重要なものは「おもしろい」とかの要素ではなくて、『先方の問題・課題を解決する』ことです。(もちろん、「面白みがないという最大の問題点を解決する提案」においては"おもしろさ"がクリティカルポイントになるでしょうが。)

要望に対して、的確な提案をするためには、まずは、条件で整理することが必要です。

要望を整理するための区分分けの視点「Must条件」と「Want条件」

まずは、条件で区切る際の言葉の定義の確認をしましょう。

Must(マスト)条件

「Must条件」とは、『絶対に外せない条件』、『絶対に実現しなければならない条件』がその定義になります。

つまり、"必須条件"ですね。

Want(ウォン)条件

それに対して、「Want条件」は、『できれば満たしたい条件』、『希望的な条件』がその定義になります。

つまり、"十分条件"なわけですね。

この2つの条件を意思決定にどう利用するか?

この2つの条件を実際の判断の際にどう利用するか。

個々の案をトータルで比較するのではなくて、案の持つ"条件"同士を比較する

大事なポイントは、条件同士の比較を行うことです。

悪い例「案同士の比較」
案1は条件Aを満たすが、条件Bは満たさない。
良い例「条件同士の比較」
条件Cと条件Dはどちらが必須の条件か?

条件を「Must条件」と「Want条件」に区分する

まずは、与えられた条件をマトリックスにしてみましょう。

例えば、縦軸に"条件"を羅列し、横軸に"案"を並べます。

それぞれの案について、条件を満たすものは「○」、満たさないものは「×」を書いていきます。

その上で、縦軸の条件をさらに「Must条件」と「Want条件」に区分します。

マトリックスを見て、意思決定を行う

マトリックスを書き終わり、整理ができたら以下の順序で判断していきます。

  1. 「Must条件」を満たさない案はそもそも検討外とする
  2. 残った案について、「Want条件」を相対比較で評価する
  3. 評価に基づき、最終的な意思決定を行う

これにより、スムーズで的確な意思決定ができますね。

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